学生がクレジットカードの審査に通る作り方やおすすめのカードを紹介

学生がクレジットカードの審査に通る作り方やおすすめのカードを紹介

ショッピングやECサイトの利用、サブスクなど今や学生にとってもクレジットカードは必要不可欠なアイテムかもしれません。

 

2022年4月から、学生にとってクレジットカードはより身近な存在になりました。成人年齢が引き下げられ、18歳になれば親の同意なしにクレジットカードを契約できるようになったからです。

 

ここでは、初めてクレジットカードに申し込む学生の方のために、カードの作り方や審査に通るコツを解説します。また、クレジットカードおすすめの人気ランキングを参考に、おすすめポイントも紹介するのでぜひ参考にしてください。

 

目次

 

学生におすすめのクレジットカード9選

年会費 ポイント還元率 国際ブランド スマホ決済 電子マネー機能 利用条件
三井住友カード(NL) 無料

通常:0.5%~7.0%
学生:0.5~10.0%

・Visa
・Mastercard

・Apple Pay
・Google Pay
・楽天ペイ

・iD
・WAON

18歳以上
JCB CARD W 無料 1.0%~5.5% JCB

・Apple Pay
・Google Pay

18歳~39歳
イオンカードセレクト 無料 0.5%~2.5%

・Visa
・Mastercard
・JCB

・Apple Pay
・楽天ペイ

WAON 18歳以上
楽天カードアカデミー 無料 1.0%~3.0%

・Visa
・JCB

・Apple Pay
・Google Pay
・楽天ペイ

楽天Edy 18歳以上28歳以下
dカード 無料 1.0%~4.5%

・Visa
・Mastercard

Apple Pay iD 18歳以上
学生専用ライフカード 無料 0.5%~1.5%

・Visa
・Mastercard
・JCB

・Apple Pay
・Google Pay
・楽天ペイ

18歳~25歳
JALカード navi 無料 1.0%~2.0%

・Visa
・Mastercard
・JCB

楽天ペイ 18歳~30歳
三菱UFJカードVIASOカード 無料 0.5%~1.0% Mastercard

・Apple Pay
・Google Pay
・楽天ペイ

18歳以上
セゾンパール・アメリカン・エキスプレス®・カード

初年度無料
2年目以降:1,100円(年間1回以上の利用で翌年の年会費無料)

0.5%~2.0% AMEX

・Apple Pay
・Google Pay

18歳以上

 

三井住友カード(NL)|日々の生活の利用でポイントがどんどん貯まる!

入会資格 18歳以上、学生可(高校生を除く)
国際ブランド Visa、Mastercard
年会費(税込) 無料
発行時間 最短10秒
ポイント還元率

通常:0.5%~7.0%
学生:0.5~10.0%

ポイント名 Vポイント
交換可能マイル ANAマイル
付帯保険 海外旅行保険(利用付帯)
追加カード 家族カード、ETCカード
ポイント特約店 セブンイレブン、ローソン、マクドナルド、ポプラ、セイコーマート、サイゼリヤ、すかいらーくグループ飲食店、ドトールコーヒー、エクセルシオールカフェ、かっぱ寿司など

 

三井住友カード(NL)を学生におすすめするポイント

  • 国内初のナンバーレスで高いセキュリティ性を持つクレジットカード
  • 日々の生活の利用でポイント還元率アップのチャンスが多い
  • 学生が対象の「学生ポイント」でさらにポイントがお得に還元

三井住友カード(NL)は、カード上に番号が刻印されていないナンバーレスカードで、カード情報を盗み見られる心配はなく万が一紛失した時も安心です。年会費は永年無料のため、学生でも気軽に所有できます。

 

申し込みから最短10秒でカード番号が発行されネットショッピングなどで利用可能になるなど審査スピードも大きなメリットです。

 

日常使いでのポイントが貯めやすく、対象となっているコンビニやファーストフード、ファミレス、カフェなどでタッチ決済を行うと最大7%ポイントが還元されます。また、学生ポイント対象者であれば、対象のサブスクリプションサービスの利用で最大10%ポイント還元されます。

 

JCB CARD W|プロパーカードながら学生でも所有できる

入会資格 18歳以上39歳以下、学生可(高校生除く)
国際ブランド JCB
年会費(税込) 無料
発行時間 最短即日
ポイント還元率 1.0%~5.5%
ポイント名 Oki Dokiポイント
交換可能マイル ANAマイル、JALマイル、スカイマイル
付帯保険 海外旅行保険(利用付帯)、ショッピング保険(海外利用分)
追加カード 家族カード、ETCカード
ポイント特約店 セブンイレブン、スターバックスコーヒー、くら寿司、高島屋、イトーヨーカドー、出光興産系列SS、AOKI、ビックカメラ、Amazonなど

 

JCB CARD Wを学生におすすめするポイント

  • 発行まで最短5分
  • 還元率が1.0%と高還元率
  • カード番号が印字されていないデザインが選択可能でセキュリティ性が高い

JCB CARD Wのクレジットカードは年会費無料、ナンバーレスカードなら最短5分でカード番号発行できます。

 

ポイント還元率は1.0%で、提携している「JCB ORIGINAL SERIESパートナー 」で利用するとさらに還元率が高くなります。貯めたポイントは1ポイント単位で提携店での買い物やキャッシュバックなどに利用できるのでポイントを余すことなく使えます。

 

学生を対象とした特典はありませんが、日常的な利用に適しているので使い勝手が良いカードです。

 

イオンカードセレクト|高校生でも申し込める数少ないクレジットカード

入会資格 18歳以上、イオン銀行口座所有者、学生可(高校生の方は、卒業年度の1月1日以降であれば申込可能)
国際ブランド Visa、Mastercard、JCB
年会費(税込) 無料
発行時間 最短即日(仮カード)、実カード1~2週間程度
ポイント還元率 0.5%~2.5%
ポイント名 WAON POINT
交換可能マイル JALマイル
付帯保険 ショッピングセーフティ保険
追加カード 家族カード、ETCカード
ポイント特約店 イオン、ミニストップ、ダイエー、マックスバリュなど

 

イオンカードセレクトを学生におすすめするポイント

  • 条件次第で高校生でも申し込みが可能
  • イオングループの対象店舗で利用すると還元率が上がる
  • WAONのチャージでポイント還元される

イオンカードセレクトは18歳以上であれば高校生でも卒業年度の1月1日以降から申し込みが可能です。大学や専門学校、短大に入学する前から利用できる希少なクレジットカードです。

 

ポイントが貯めやすく、イオングループの対象店舗で利用すると還元率が2倍になるので、それらの店舗でショッピングの機会が多い方には特におすすめです。イオンモール専門店で毎月0のつく日はポイントが5倍、20日と30日はお客様感謝デーで利用代金が5%OFFなど特典も豊富です。

 

常に新規会員向けにキャンペーンを実施しており、入会と利用でボーナスポイントの進呈を行っています。関心のある方はチェックしてください。

 

楽天カードアカデミー|楽天学割自動付帯でいろいろお得

入会資格 18歳以上28歳以下の学生(高校生除く)
国際ブランド VISA、JCB
年会費(税込) 無料
発行時間 1週間~10日間
ポイント還元率 1%~3%
ポイント名 楽天ポイント
交換可能マイル ANAマイル
付帯保険 海外旅行傷害保険
追加カード ETCカード(年会費550円(税込み))
ポイント特約店 楽天市場、KFC、マクドナルド、ガスト、バーミヤン、すき屋、ファミリーマート、デイリーヤマザキ、ツルハドラッグ、BEAMS、メガネスーパー、ビックカメラ、湘南美容クリニックなど

 

楽天カードアカデミーを学生におすすめするポイント

  • 楽天学割が自動付帯されている
  • ポイント還元率1.0%の高還元率
  • 卒業後は楽天カードに自動で切り替わる

楽天カードアカデミーは、18歳~28歳までの高校生を除く学生を対象としたクレジットカードです。楽天学割が最初から付帯されいるので、関連する特典をすぐに利用することができます。

 

ポイント還元率は1.0%と高く、利用できる店舗やサービス、キャンペーンが充実しています。また追加してほしい店舗のリクエストも受け付けているので、対象店舗数は非常に多いです。

 

学校卒業後、楽天カードアカデミーは楽天カードに自動で切り替わるので、変更手続きなどは必要ありません。

 

dカード|ドコモユーザーの学生には相性が抜群によいカード

入会資格 満18歳以上、学生可(高校生を除く)
国際ブランド Visa、Mastercard
年会費(税込) 無料
発行時間 最短5日
ポイント還元率 1.0%~4.5%
ポイント名 dポイント
交換可能マイル JALマイル
付帯保険 海外・国内旅行保険(29歳以下限定利用付帯)、dカードケータイ補償、お買物あんしん保険
追加カード 家族カード、ETCカード
ポイント特約店 ローソン、ファミリーマート、高島屋、丸善ジュンク堂書店、マツモトキヨシ、タワーレコード、洋服の青山、ショップジャパン、ビッグエコー、ENEOSでんきなど

 

dカードを学生におすすめするポイント

  • 年会費無料、ポイント還元率1%でポイントを貯めやすい
  • 29歳以下の利用者を対象に海外国内旅行保険が付帯
  • 対象の携帯プランなら割引あり

dカードは、年会費無料にもかかわらずポイント還元率が1%と高還元率でお得かつポイントが貯めやすいカードです。dポイント加盟店でお支払いすればポイントの三重取りも可能になります。

 

ドコモユーザーであれば、「最大1万円のケータイ補償」「ahamoユーザーへのdカードボーナスパケット特典」などの特典も利用できます。ahamoユーザー以外の方は、携帯料金をdカードで支払うことで毎月187円割引されます。

 

そのほか、29歳以下の利用者を対象に海外国内旅行保険付帯、ETCカードの年会費実質無料、数多くの提携店からサービスや割引を受けられるなどの優待特典も用意されています。

 

学生専用ライフカード|18歳から25歳までの方を対象としたクレジットカード

入会資格 18歳以上25歳以下の学生(高校生を除く)
国際ブランド Visa、Mastercard、JCB
年会費(税込) 無料
発行時間 最短2営業日
ポイント還元率 0.5%~1.5%
ポイント名 LIFEサンクスポイント
交換可能マイル ANAマイル
付帯保険 海外旅行保険
追加カード ETCカード
ポイント特約店 ノジマ、高島屋、スターバックス、マツモトキヨシ、JALなど

 

学生専用ライフカードを学生におすすめするポイント

  • 学生専用のクレジットカードで年会費永年無料
  • 海外利用でキャッシュバックなどの特典あり
  • 最短2営業似日で発行

学生専用ライフカードは高校生を除く18歳から25歳までの学生を対象とした年会費無料のクレジットカードです。卒業後はライフカードに自動更新されます。最短2営業日でカードが発行されるなど審査スピードの速さも大きな特徴です。

 

ライフカードは海外傷害保険が自動付帯されており、その上海外利用金額の3%のキャッシュバックがあります。また、カードをスマホの利用料金の支払いに設定し、毎月エントリーすると抽選でAmazonのギフトカード500円分がプレゼントされる特典もあります。

 

限度額は30万円までと低めに設定されており、キャッシング枠も10万円までと制限されています。

 

JALカード navi|学生を利用対象にしたJALカード

入会資格 18歳以上30歳以下の学生(高校生除く)
国際ブランド JCB、Diners Club、Mastercard、Visa
年会費(税込) 無料
発行時間 約3週間
ポイント還元率 1.0%~2.0%
ポイント名 JALマイル
交換可能マイル
付帯保険 海外旅行保険、国内旅行傷害保険、
追加カード ETCカード(JCB以外は発行手数料1,100円)
ポイント特約店 JALフライト、ファミリーマート、大丸、ENEOS、イオン、ロイヤルホスト、コナカなど

 

JALカードnaviを学生におすすめするポイント

  • 在学時の年会費が無料
  • 様々な条件でボーナスマイルが付与される
  • navi会員ならJAL国内特典航空券の基本マイル数50%で交換可能

JALカードnaviはJALが発行している学生専用のクレジットカードで、在学中は年会費無料です。貯められるのはJALマイルのみですが、JALフライトの他ショッピングでもマイルを貯められます。

 

学生には「在学期間中のマイル有効期限がない」「対象の外国語検定の合格でボーナスマイルの付与」などの特典があります。また、卒業後JALカードを継続すると継続ボーナスとして2,000マイルが付与されます。

 

JALカードnavi会員であれば国内線特典航空券の割引が受けられ、基本マイル数の50%で交換できるのも魅力です。

 

三菱UFJカードVIASOカード|自動キャッシュバックでポイント期限切れなし

入会資格 18歳以上、学生可(高校生を除く)
国際ブランド Mastercard
年会費(税込) 無料
発行時間 最短翌営業日
ポイント還元率 0.5%~1.0%
ポイント名 VIASOポイント
交換可能マイル
付帯保険 海外旅行保険(利用付帯)、ショッピング保険
追加カード 家族カード、ETCカード
ポイント特約店 POINT名人.com、au、docomo、softbankなど

 

三菱UFJカード VIASOカードを学生におすすめするポイント

  • ポイントが自動キャッシュバックされる
  • セキュリティ性が高く付帯保険が充実しているので海外でも安心
  • 携帯電話、プロバイダ、ETCの支払いのポイント還元率が2倍

VIASOカードは年会費が永年無料のクレジットカードです。ポイントオートキャッシュバック機能で、貯まったポイントが1ポイント1円で請求額に自動的に充当されます。

 

ポイントが貯めやすく、特定加盟店での利用で還元率がアップし、ETCや携帯電話、ネットプロバイダの支払いに指定するとポイントが2倍になります。ポイントの有効期限もないため、ポイントを無駄にすることもありません。

 

セキュリティ性が高く海外でも安心して利用できる点も魅力です。キャッシング枠を設定しておけば、海外旅行や留学時に現地ATMから現地通貨を引き出せます。

 

セゾンパール・アメリカン・エキスプレス®・カード|最短5分発行のナンバーレスカード

入会資格 18歳以上のご連絡可能な方、学生可(高校生を除く)
国際ブランド American Express
年会費(税込)

初年度無料
2年目以降1,100円(年間1回以上の利用で翌年の年会費無料)

発行時間 最短5分(デジタルカード)
ポイント還元率 0.5%~2.0%
ポイント名 永久不滅ポイント
交換可能マイル ANAマイル、JALマイル
付帯保険 海外旅行保険(自動付帯)、国内旅行保険(利用付帯)、ショッピング安心保険
追加カード 家族カード、ETCカード
ポイント特約店 セゾンポイントモール、ふるさと納税、各種ショッピングなど

 

セゾンパール・アメリカン・エキスプレス®・カードを学生におすすめするポイント

  • 年会費初年度無料、特定条件で年会費無料2年目以降も継続
  • 最短5分で発行
  • QuicPayでポイント最大2%還元

セゾンパール・アメリカン・エキスプレス®・カードは、最短5分でデジタルカードが発行できるクレジットカードです。年会費は初年度は無料ですが、2年目以降は年間一回の利用で1,100円が免除されます。

 

ポイント還元率が高くQuicPayを利用すれば最大2%還元され、有効期限もないのでじっくりつかうことができます。

 

優待サービスには、国内外で利用できる割引サービスやオンラインショッピングプロテクション、レジャー・グルメ・ショッピング・生活上の各所サポートなどを会員価格で利用できる「トク買」などがあります。

 

学生がクレジットカードを選ぶポイント

クレジットカードは数多くのカード会社から発行されており、その数は膨大です。

 

「学生向け」の観点でクレジットカードを選択するポイントを解説します。

 

学生が申し込めるカードを選ぶ

クレジットカードはそれぞれ利用条件が定められています。「安定収入がある方」が対象のクレジットカードに学生が申し込んでも審査は通りません。

 

クレジットカードを申し込みたい学生の方は、学生や若年層を対象としたカードを選択してください。現在は、高校生ではない18歳以上の学生であれば申し込めるクレジットカードがそれなりにそろっています。

 

年会費無料でサービスが充実したカードを選ぶ

安定した収入がない学生は年会費無料のカードを選択したほうが無難です。年会費が必要なクレジットカードは、利用頻度次第では損をする可能性があるからです。

 

クレジットカードは年会費の有無で優待や特典の充実度が異なりますが、年会費無料でもサービスが充実しているカードは数多くあります。利用目的やライフスタイルに合致したカードは必ずあるはずです。

 

注意していただきたいのは、年会費が有料でも条件次第で翌年の年会費が無料になるカードがある点です。例えば、「年1回以上の利用で翌年の年会費が無料」といったカードもあるので、年会費が必要なカードでも無条件に候補から外さないようにしてください。

 

ポイントが貯めやすいカード

ポイントの貯めやすさでクレジットカードを選ぶ方も多いでしょう。ポイントの貯めやすさでカードを選びたい方は、「どのようにポイントが貯められるのか」に注目してください。

 

ポイント還元率が高い

クレジットカードは利用するごとに利用料金に応じてポイントが付与されるので、ポイント還元率は高いほうがお得です。クレジットカードの平均の還元率は0.5%なので、、還元率1%以上であれば高還元率といえます。

 

クレジットカードのポイント還元率は「1ポイントが何円で使えるか」です。例えば100円の利用で1ポイント付与される場合、ポイント付与率は1%です。しかし1ポイント0.5円換算だと、このカードのポイント還元率は0.5%になります。

 

一方で付与率は「利用金額に応じて付与されるポイント数」です。もし、100円につき1ポイント付与されるカードと500ポイントにつき1ポイントを付与するカードがあったとします。一見、前者のほうが還元率は高く感じるかもしれません。しかし、もし前者のポイントが1円で後者のポイントが5円であれば還元率はいずれも1%になります。付与率が異なっても還元率は同じなのです。

 

どちらがお得なのかは利用頻度や利用金額、利用する平均金額によって変化するのはご理解いただけるでしょう。さらに、ほとんどのクレジットカードは特定の店舗やサービスを利用すると還元率が何倍にもアップします。

 

ポイント価値と付与率

ポイント還元率 ポイント価値 ポイント付与
三井住友カード(NL)

通常:0.5%~7.0%
学生:0.5~10.0%

1ポイント1円 200円で1ポイント
JCB CARD W 1.0%~5.5% 1ポイント5円 1,000円で2ポイント
イオンカードセレクト 0.5%~1.0% 1ポイント1円 200円で1ポイント
楽天カードアカデミー 1.0%~3.0% 1ポイント1円 100円で1ポイント
dカード 1.0%~ 1ポイント1円 100円で1ポイント(1会計ごとの利用額)
学生専用ライフカード 0.5%~1.5% 1ポイント5円 1,000円で1ポイント
JALカードnavi 1.0%~2.0% 100円で1マイル
三菱UFJカードVIASOカード 0.5%~1.0% 1ポイント1円 1,000円で5ポイント
セゾンパール・アメリカン・エキスプレス®・カード 0.5%~2.0% 1ポイント5円 1,000円で1ポイント(月間利用合計額)

 

ポイントはどこで使えるのか

カードの利用で貯まったポイントは様々な使い道があります。

  • 家電や食料品などの商品と交換
  • ギフトカードや商品券、割引券への交換
  • 携帯電話などの利用料金の割引
  • キャッシュバック
  • 航空会社のマイルへの交換
  • PontaポイントやTポイントなど、共通ポイントへの交換
  • 電子マネー、プリペイドカードへのチャージ、など

ポイントプログラムは各社によって異なりますので、希望するポイントの使い道があるクレジットカードを選ばなければなりません。

 

カード会社のポイントプログラムも重要な選択肢です。

 

クレジットカードをどこで利用したいのか

クレジットカードを選ぶ際には、どのようにカードを使いたいかという利用目的を明確にしてください。クレジットカードの利用目的とそのカードの強みを活かせないとお得にならないからです。

 

例えば、楽天市場のユーザーであれば楽天カードで多くの特典や優待が受けられます。また、イオンカードのように流通系のクレジットカードはイオン系列の店舗で利用するとポイント還元率がアップします。

 

また、三井住友カード(NL)やJCB CARD Wはセブン-イレブンで利用すると還元率が高くなります。日々コンビニを利用する方は効率良くポイントが貯まるでしょう。

 

JR東日本で通勤し、駅の近辺でショッピングを行う方であればSuicaが搭載されているカードがよいでしょう。

 

積極的にキャンペーンを行っているカード

クレジットカード各社は新規顧客獲得の施策として様々なキャンペーンを行っています。例えば「新規加入プラス初回の利用で数1,000ポイントプレゼント」などのキャンペーンです。キャンペーンの内容はカードの選択項目のひとつにしてもいいでしょう。

 

学割や学生向けのポイントアップの特典を用意しているカードもあるので学生の方は注目です。キャンペーンを上手く利用すれば多くのポイントを獲得できます。

 

ただし、新規申込キャンペーンで獲得できるポイントは有効期限があるのでご注意ください。

 

付帯保険や充実した特典が付帯しているカード

海外留学や海外旅行のためにクレジットカードを作りたい方は付帯保険や補償内容を確認してください。海外での傷害保険が付帯しているクレジットカードには適用要件が異なるものがあります。

 

クレジットカードの旅行保険には、2種類の保険があり、両者の違いは補償が適用される条件です。

  • 自動付帯保険:クレジットカードを所有しているだけで何か合った際に補償を受けられる
  • 利用付帯保険:クレジットカードを利用しなければ補償を受けられない

見てわかるように自動付帯保険のほうが当然安心です。

 

国際ブランド

クレジットカードを利用すると国際ブランドが利用した店舗やサービスとの決済を行います。数多くのカード会社からクレジットカードが発行されていますが、ほぼ全ていずれかの国際ブランドと提携してカードを発行しています。

 

クレジットカードに申し込む際には国際ブランドを選択しなければいけません。代表的な国際ブランドはVISA、Mastercard、JCB、American Express、Diners Clubの5社です。

 

国際ブランドのロゴは必ずクレジットカードに印字されているので一度は目にしたことがあるでしょう。

 

国際ブランドはそれぞれ特色があるので目的にあったブランドを選んでください。因みに、世界シェアトップがVISA、2位はMastercardです。数多くの店舗で利用できます。

 

一方でJCBやAmerican Express、Diners Clubは旅行やエンターテイメント分野に強いブランドです。旅行やエンタメに関する特典、優待が充実しています。

 

学生がクレジットカードを持つメリット

クレジットカードがあれば手持ちの現金がなくても欲しい物が手に入り、ネットショッピングやサブスクで活躍します。

 

実はこの他にもクレジットカードにはいくつかのメリットがあるので解説します。

 

利用するとポイントが貯まりお得になる

クレジットカードを利用するとクレジットカード会社は利用代金の一定の比率に応じたポイントを利用者に還元します。クレジットカードを利用する大きなメリットです。

 

付与されるポイントは前述の通り様々な使い道が用意されています。このような恩恵は現金払いでは受けられません。同じ料金を支払った場合、クレジットカードの方がお得と言えるでしょう。

 

若いうちからクレジットヒストリー(クレヒス)を作れる

「クレジットヒストリー(クレヒス)」とはローンやクレジットの利用履歴です。ローンやクレジットカードを利用すると信用情報機関に利用情報が記録されます。多く利用すればその分クレヒスが作られていきます。

 

カードを適度に利用し、返済をしっかり行って学生の時から優良なクレヒスを作っておくと、カード会社から「優良顧客」と判断され、将来的に限度額の増額やカードのランクアップ、住宅ローンなどを申し込む際に有利になります。

 

本来ならば一定の年齢に達しないと審査が通過しないゴールドカードやプラチナカードも短期間で所有できるかもしれません。

 

また、クレヒスは各金融機関で情報共有しているので、もしカードやローンの申し込みがあればクレヒスを必ず確認されます。クレヒスに問題がなければ審査が通りやすくなります。

 

海外留学や海外旅行で重宝する

海外留学や海外旅行に行く方にとってクレジットカードは不可欠です。海外は日本以上にキャッシュレス化が進んでいるため、クレジットカードさえあれば日々の生活に事足ります。また、現地通貨が必要になった際もキャッシング枠を作っておけば現金を引き出すことが可能です。

 

また、カード会社によっては海外旅行保険や海外滞在者向けサポートデスクを用意しているので、何かしらのトラブルが起きた時も安心です。

 

学生がクレジットカードを持つデメリット

クレジットカードにはメリットだけではなくデメリットがあります。学生がクレジットカードを所有する際の注意点を解説します。

 

支払いに遅れると自身の信用情報に傷がつく

クレジットカードの利用料金は毎月引き落とされます。この時、銀行口座の残高が1円でも足りないと引き落とされず延滞になります。

 

延滞すると信用情報機関に延滞情報が記録されます。この情報は一定期間記録されるため、記録されている期間は新たにカードを作る時やローンを組む時の審査に悪影響を与えます。

 

ショッピングの利用料金だけではなく、携帯電話や家賃、電気料金など毎月の支払いをカード払いにしている方は特に注意が必要です。口座の残高が把握できていないといつの間にか残高不足になりカードの利用料金が引き落とされないケースが起こります。

 

また、延滞すると遅延損害金が発生し利用料金以上の金額を支払わなければならないので、延滞はしないように気を付ける必要があります。

 

リボルビング払い

クレジットカードの支払い方法には、一括払いと分割払い、リボルビング払い(リボ払い)があります。リボ払いは支払い金額を毎月一定額に設定して支払う方法ですが、利用はおすすめしません。

 

リボルビング払いではどんなに高い買い物をしても月の支払いが一定なので便利なサービスと感じるかもしれませんが、利用した代金に加え手数料が発生します。

 

手数料は一般的に利用料金の15%と高額で、完済までに時間もかかる場合もあります。

 

金額によっては大変になりますが、一括払いがいちばん損をしません

 

成人年齢の引き下げで未成年者取消権が使えない

成人年齢が18歳に引き下げられたことで親の許可を得ずに自分の意志のみでクレジットカードが作れるようになりましたが、その弊害として「未成年取得権」が行使できなくなりました。

 

「未成年者取得権」とは、「未成年者が親の同意なく法的な契約をした場合契約を取り消せる権利」です。18歳以上の方はこの未成年者取得権が行使できないため、トラブルに巻き込まれたとしても自分で解決しなければならないのです。

 

クレジットカードの契約を行うと全面的に責任を負う必要があることをしっかり認識したうえで利用しましょう。

 

学生がクレジットカードを作るには

クレジットカードに初めて申し込みたい学生のために、クレジットカードの作り方や注意点を紹介します。

 

クレジットカードに申し込めるのは18歳から

クレジットカードに申し込めるのは18歳以上の学生(専門学校生や短大生、大学生)が対象です。学生といえど高校性は対象外となっているので、審査には通りません。

 

ただ高校性が対象となっているカードが全くないわけではなく、例えばイオンカードセレクトは、卒業年度の1月1日以降であれば高校生でも申し込むことができます。

 

収入に関しては記載されていないことが多く、親の収入で判断されることもありますが、基本的には申し込む本人に安定した収入があったほうが有利ではあります。

 

クレジットカードを申し込む際に用意するもの

クレジットカードを申し込む際には、必ず用意しなければならないものがあります。

  • 本人確認書類
  • 銀行口座
  • 電話番号
  • カードを受け取るための住所

上記が全て揃わないとクレジットカードの契約ができません。

 

本人確認書類

本人確認書類とは、申し込んだ方が本人と証明するための公的な書類です。

  • 運転免許証
  • パスポート
  • マイナンバーカード
  • 住民基本台帳カード
  • 在留カード
  • 健康保険証
  • 住民票の写し(発行から6ヶ月以内)

顔写真入りの書類があれば信頼性が高くスムーズに審査を進められます。

 

もし顔写真なしの証明書を提出する場合、2種類以上の証明書の提出を求められる可能性もあるため、複数の書類を用意したほうがよいでしょう。

 

引き落とし用の銀行口座

クレジットカードを利用すると代金は銀行口座から引き落とされるため、クレジットカードの契約には銀行口座が不可欠です。

 

なお、銀行口座はクレジットカードの名義と同じ名義でなくてはいけません。自分の名義の銀行口座を所有していない方は事前に口座を開設してから申し込んでください。

 

電話番号

クレジットカードにはカード会社からの連絡が可能な電話番号がないと申し込みができません。自宅もしくは携帯電話が必要になります。

 

電話番号を申告する際には常に使用している電話番号を申告しましょう。申し込み時の不備や利用時のトラブルがあった時にすぐに連絡が取れるからです。

 

クレジットカードを受け取るための住所

クレジットカードが発行されるとプラスチックカードは多くの場合郵送で手元に届きます。そのため、申込時には住所を必ず申告する必要があります。

 

なお、申し込んだ際に申告した住所と提出した本人確認書類の住所が異なると審査の通過が難しくなります。ご注意ください。

 

クレジットカード発行までの流れ

必要情報の提供

クレジットカードの申し込み時には様々な情報をカード会社に申告し、必要な資料を提供します。申告する方法は申込用紙への記入、もしくはカード会社のホームページからです。

 

おすすめはWEBからの申し込みです。大きなメリットは2点でまず24時間いつでも申し込めます。また、不備なく入力しないと申し込みのプロセスを進められない点もメリットです。郵送で申し込み不備があると差し戻しになりその分時間がかかってしまいます。

 

申告する情報は、個人情報(生年月日、住所、電話番号など)や収入、通学している学校の状況(学校名、学年など)です。

 

さらに、本人確認書類を提出します。WEBでの申し込みの場合、スマートフォンなどで撮影したデータで問題ありません。

 

審査を受ける

申し込みが完了すると、提供した情報をもとにクレジットカードの発行の可否、利用限度額の審査が行われます。

 

審査にかかる時間はカード会社によって異なります。翌営業日に結果が判明する会社もあれば、二週間程度時間が必要な会社もあります。

 

クレジットカードを受け取る

審査が通過すればクレジットカードが発行されます。発行されたカードは店舗に受け取りに行くか郵送で到着します。郵送で受け取る際、本人限定受け取りに指定され家族が受け取れない場合もあるのでカードの到着日には注意してください。

 

クレジットカードが手元に届いたら必ず契約内容を確認し、署名欄があるカードであればすぐにサインしてください。署名欄のあるカードへのサインは利用規約に明記されており義務付けられています。サインのないカードが不正利用されると、規約違反で補償を受けられない場合もあるのです。

 

最近ではデジタルカードを発行するカード会社も増えており、会社独自のスマホアプリでカード情報が交付されます。実施のカードがなくても、スマホ決済と紐づけて支払いをしたりオンラインショッピングで利用できたりします。

 

クレジットカードの審査に通るためには

クレジットカードに申し込むと必ず審査が行われます。審査基準は各社ともに非公開なので審査の必勝法はありません。しかし、審査に通りやすくする方法は存在します。

 

信用情報を意識する

ローンやクレジットの利用状況は信用情報機関に登録されクレジットカードの審査では必ず照会されます。そのため、すでに利用しているローンやクレジットカードの返済状況に問題があると審査に通りにくくなります。延滞しないように意識してください。

 

ローンを利用している学生は少ないのでは?と思われるかもしれませんが、奨学金の返済状況も信用情報として記録されているので奨学金を利用している方は注意が必要です。

 

また、スマートフォンの割賦金も同様で信用情報として記録される項目です。毎月の携帯電話の料金と共にスマートフォンの機種代金を分割で支払っている方は多いでしょう。携帯電話料金の支払いが遅れがちの方はクレジットカードの審査が通過しない可能性が高くなります。

 

審査に通りやすいカードに申し込む

クレジットカードの審査基準は各社非公開ですが、審査に通りやすいカードは存在します。このようなカードに申し込めば審査通過の確率が高くなります。

 

審査に通りやすいクレジットカードの例としては、新規会員を積極的に増やそうとしているカードが挙げられます。年会費が無料、収入が少ない学生や主婦にも間口を広げているカードが新規会員獲得に積極的と言えます。

 

具体的には、流通系企業が発行しているカードや消費者金融が発行しているカードが該当します。

 

審査を受ける上での禁止行為

クレジットカードの審査を受ける際、決して行ってはいけない行為があります。これは学生だけではなく社会人になっても同様です。クレジットカードを作る際には常に意識してください。

 

申し込み時に虚偽の申告をする

審査に自信がないと申し込む際に虚偽の申告をしたくなるかもしれません。例えば、現在の収入より多く申告する、すでに利用しているローンの金額を少なく申告するなど、です。当たり前の話ですが虚偽の申告は絶対にNGです。

 

カード会社の信用調査能力は非常に優秀なので、虚偽の申告をしたところですぐにばれます。申告した情報が虚偽だと判明すれば当然審査は通りません。

 

申し込む際に誤った情報を申告した場合、故意でなくても虚偽の申告をしていると判断される場合もあります。申し込みは慎重に、丁寧に行いましょう。

 

短期間に複数のカードに申し込む

新規顧客獲得に積極的なクレジットカードは、入会特典やポイント還元率アップのキャンペーンを実施しているので、これらのカードに一度に申し込むと多くの特典を受けられ非常にお得と感じるでしょう。

 

しかし、短期間に複数のカードへ申し込まないでください。

 

クレジットカードの審査では、信用情報機関にローンやクレジットの利用状況が照会されます。信用情報にはローンやクレジットの申し込み状況も記録されているので、短期間に複数のカードに申し込むと、カード会社は申込者に対しネガティブな印象を持ち警戒します。結果審査に通りにくくなり、カードの発行を断られる可能性が上がります。

 

よくある質問

学生はクレジットカードを何枚持てる?

クレジットカードの所有枚数に制限はありませんが、多数のカードの所有はおすすめしません。
カードを複数枚所有すると利用料金や支払いが複数になるため管理が複雑になり、延滞も起こりやすくなります。
きちんと管理しながら利用するのであれば多くても2枚程度に抑えたほうがよいでしょう。

 

奨学金を借りていてもクレジットカードを作れる?

奨学金を借りていてもクレジットカードは作れますが、奨学金の返済を3か月以上滞納すると延滞情報が信用情報機関に記録されます。
延滞情報が記録されると新たなローンを組む時やクレジットカードに申し込む際の審査に悪影響を与えます。

 

学生専用のクレジットカードは卒業したらどうなる?

学生専用のクレジットカードは卒業すると一般カードへ自動的に切り替わります。利用実績を重ね問題なく利用していれば短期間でグレードの高いカードへのランクアップが可能になります。社会人になり時間が経過していなくてもゴールドカードやプラチナカードを所有できるかもしれません。
ただし、学生専用のカードは年会費無料でも一般カードになると年会費が発生するなど内容が変わるカードがあります。更新時にはサービス内容や契約内容を確認してください。